月齢に応じた母乳の与え方

ミルクと母乳のどちらも与える場合や、赤ちゃんの体重が気になる場合は、授乳の間隔が気になるかと思います。もちろん、赤ちゃんの体重に左右される問題ですので、一人一人の赤ちゃんにベストな感覚があるのですが、大きく分けると大体生後1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月ごとに間隔を変えていくといいと思います。

まず、生後1ヶ月までであれば、欲しがったときに飲ませてあげても問題はありません。授乳の間隔はかなり短いものになりますが、赤ちゃんの飲む力も弱く、一回に飲む量も少ないので、体重や量などは特に気にすることではありません。ただ、回数が多くなるのはいいのですが、一回の授乳の時間が長くなると、赤ちゃんにもお母さんにも負担がかかるので、20分以上は十乳せずに、10分未満で切り上げるようにしてあげましょう。

2か月くらいになると、授乳回数は少し減ります。と言っても、1回か2回くらいしか減りませんので、回数としては多いままです。ただ、間隔は1時間から2時間はあきますので、それ以下になるとちょっと太り気味になるかもしれません。また、病院から出て、自分自身でミルクと母乳のどちらを与えるかを選ぶことになりますので、もしも完全母乳に移行するのであれば、ミルクの量を少しずつ減らして行きましょう。

そして、3ヶ月以降は、赤ちゃんにも満腹中枢ができるので、どのくらい飲ませればいいのか、というのが分かり易くなります。それに、1ヶ月目にくらべれば授乳の回数が半分くらいに減ると思います。ただ、感覚としては一回の授乳でお腹いっぱい飲む子や、小分けにして飲む子に分かれてしまいますので、授乳の間隔については赤ちゃんによって変わります。3ヶ月目には体重に注目して、もしも体重が少ないようであれば、間隔を増やして授乳をしてあげるように、体重が多ければ、ちょっと間隔を長くしてみることをおすすめします。

母乳を出やすくするためには

母乳によいとされる食べ物や、それ以外のものでもきちんとバランスよく、そして毎日欠かさず食べることが、第一の生活習慣の見直しです。子育て中は何かと忙しくて、毎日しっかりとご飯を食べていない、というお母さんも多いのですが、それが一番の母乳が出にくくなる原因ですので、きちんと食事はとるようにしましょう。

そして次に、ちゃんとした睡眠を取ることです。母乳は睡眠時や、ゆったりとリラックスをしているときに多く作られます。しかし、お母さんは赤ちゃんを眠らせたり、家事を行ったり、夜泣きの対応に追われたり、と何かと忙しいことでしょう。そうすると疲れが溜まって、母乳がなかなか作られなくなってしまう、ということを引き起こしてしまいがちです。やはり、母乳をしっかりと赤ちゃんに与えるためには、お母さんがきちんと休憩と睡眠を取ることは欠かすことはできません。旦那さんと相談して、うまく分担しつつ、お母さんもしっかりと休む機会を作るようにしましょう。

そして最後は、血行を良くするようなことを毎日の生活の中に取り込むことです。血液から作られている母乳は、血行が良くなれば、それだけ作られ易くなります。出もよくなりますので、定期的な運動をしたり、入浴時間を長くとるなど、血の巡りを良くする行動を取り入れましょう。おすすめなのは。赤ちゃんをつれてお散歩に行ったり、赤ちゃんのお世話を旦那さんに任せて、入浴時間を確保することです。

母乳不足

母乳は血液から作られていますので、必要な食事としては、血液を作るようなものだということが分かるかと思います。血液を作るためには、水分や鉄分を豊富に取ることが大切です。また、授乳期にはお母さんもかなりの栄養が必要で、1日で2500キロカロリーも消費することになり、たんぱく質は80g、鉄分は20mgも摂取しなければ、安定して授乳を続けることはできません。

それらの栄養素が必要になりますが、おすすめの食品をご紹介しましょう。まず、水についてです。血液も母乳も水分ですから、水が無ければ作ることができません。しかし、最近では水分補給を十分にしないお母さんも多いようです。おすすめの飲み物としては、青汁や甘酒です。これらは授乳期に必要な栄養もカバーすることが可能ですが、ちょっと飲みづらいのがネックです。そこで、水分補給にだけ着目するのであれば、ハーブティーがおすすめです。さらに、ハーブティーの中には母乳サポートハーブが配合されているものもありますので、そちらもおすすめです。

鉄分などは、ほうれん草や小松菜、肉、レバーがおすすめです。また、カルシウムやたんぱく質は牛乳や卵から補給をするのがベストです。ただ、赤ちゃんにもアレルギーがある可能性がありますので、たくさん取り過ぎないように注意しましょう。

母乳育児のトラブル

母乳は赤ちゃんにとって必要なものです。その生成には女性ホルモンの中でも、プロラクチン、オキシトシンというものが関わっています。プロラクチンは妊娠中に乳腺の発達を促して、オキシトシンは母乳を噴出させる効果のあるホルモンです。赤ちゃんが乳頭を口でくわえて、刺激を受けることで母乳は赤ちゃんの口の中へと出る訳です。

以上が母乳が出る科学的な仕組みですが、では母乳は何から作られているのでしょうか。もちろん、人間の体内で生成されるものですので、人間の体内にあるものから作られるのですが、それはなんと血液です。女性の多くは貧血に悩まされています。そのため、血液から作られる母乳が出辛い、という悩みを持っている方も相当数いるのです。

中には赤ちゃんにミルクを与えることによって出にくさをカバーする、という方法もありますが、それだと余計に出にくくなるという悪循環を起こす原因にもなります。また、母乳は赤ちゃんにとって必須の栄養素を含んでいるものですので、自分の赤ちゃんのことを思うのであれば、母乳が出るように促しておいた方が得策だと言えるでしょう。

そこで、今回は母乳が出やすくなるのに、必要な食事は何か、出やすくする方法として、生活習慣を見直す方法がある、ということをご紹介いたします。ぜひとも、参考にして赤ちゃんに栄養たっぷりの母乳をしっかりと与えてください。また、最後に授乳の間隔についてもご紹介しますので、赤ちゃんの栄養過多が気になるのであれば、そちらもご覧ください。